道具

道具

居合をはじめるのに必要な道具

■□ 刀

(模擬刀で可能:体にあったものをお選びください。居合用の模擬刀が有ります。詳しくは、各道場の諸先輩方にご相談ください。)

■□ 稽古着

(剣道着・居合道着)・袴(はかま)・帯/いづれも黒色、紺色もしくは白色です。襦袢(白)や足袋などの着用も可能です。

日本刀(模擬刀・居合刀)居合の練習に使う模擬刀は、床の間に飾ってある日本刀ではほとんどが使用に耐えません。
また、初心者のうちに本身(本当に刃のついた物)はお勧めいたしません。武道具屋さんでご相談されることをお勧めします。
床の間に飾ってある日本刀(飾り刀)の特徴として手元の柄(つか)の柄巻きの下に鮫革を使用した巻き下鮫がプラスチックである物(見ればわかります)刀身に樋(ひ)がない物、体に合わず重過ぎるもの、軽すぎる物はお勧めできません。
また、飾り刀は合金で出来ておりますが、居合練習用には、硬質非鉄合金を使用した物が一般的です。
本身(本物)でもかまいませんが、初心者のうちは手などを怪我いたしますので、使わないほうが無難です。

手入れの道具として、

<模擬刀の場合>使い古した柔らかい布、刀油をご用意ください。

<本身の場合>練習後に油や汗をふき取る紙、打ち粉、刀油、が必要です。
模造刀の場合は横からの衝撃に弱く、長く使用していると折れることがありますので、3年ほどで定期的に交換が必要です。

詳しくはこちら→居合道における日本刀及び模擬刀の取り扱い要綱

稽古着について稽古着(上・袴)は紺・黒・白色で帯は居合用帯(着物用角帯でも可能)です。帯は細い物太い物、ストレッチ性のあるものなど色々です。好みに合わせてお選びください。また、稽古着をそろえられる際に、名札もご注文ください。(武道具屋さんにご相談ください)
また、襦袢(着物の下に着る)や足袋を寒暖に合わせて併用してもかまいません。
居合は傍から見ている以上に運動量が多いので、大量の汗をかきますので、洗い換えがあると便利です。
袴は洗濯機で洗うと筋がすぐ取れてしまいますので、たらいなどで押し洗いにしてください。
また、膝をつくことが多いので、パットの入ったサポーター等を使用される方も居られます。